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ララシャンスの女性シェフ #4
ララシャンスの料理人は女性のスタッフが5割!
その中でもトップを走り続ける
女性パティシエをクローズアップ!
目次
髙畠 ゆかり
(パティシエチーフ)
出身地:鹿児島県
経歴:2009年 専門学校福岡ビジョナリーアーツ卒業後
アイ・ケイ・ケイ株式会社に入社。
現在までに、福岡・宮崎・伊万里・富山・鳥栖・神戸で勤務。
キュイジーヌ・フランセーズ・ラシャンス(富山)の
ミシュランガイド富山・石川(金沢) 2016 特別版
にて一つ星を獲得
Gault&Millau Japon 東京・北陸2017
3トック獲得にパティシエとして貢献。
現在は、ララシャンス博多の森(福岡)にて
ウェディングのパティシエ業務と、
株式会社明徳庵の新ブランド”morinoiro”の
商品開発業務に従事。
好きな言葉 :「足るを知る」
【なぜパティシエを目指そうと思ったのか/主な仕事内容】
子供の頃、誕生日とクリスマスに
ケーキを食べることが楽しみでした。
成長と共に ”つくること” ”食べてもらうこと”が
好きになり、仕事にしたいと思うように。
ウェディングケーキから始まり、
マジパンや飴等の細工物・コンクール・氷彫刻など。
入社してから今まで、様々なことに興味を持ち
学んできましたが、富山でのレストラン勤務を通して
アシェットデセールの魅力に引き込まれ
新しいデザートの考案は、
特に好きな仕事の一つです。
▲プレゼントボックスを開ける高揚感を
ララシャンスKOBEでの
デザートバンケットや
食品事業での商品開発をはじめ、
日々のメニュー・演出考案やケーキデザインなど
チャレンジ出来る環境が常にあるので、
一緒に働く仲間達と共に
毎日刺激のある日々を過ごしています。
【仕事をする上で大切にしていること】
挑戦し続けることと、人と関わること。頼まれたことを断らないこと。
▲クリスマスのデザートプレート
【趣味・休みの日の過ごし方】
今は機会が減りましたが
レストランに食べ歩きにいったり、
夫や友人と料理をしながらお酒を飲むのが好きです。
趣味は特に無いのですが、
専門書やビジネス書など
本をよく読むようにしています。
新しい技術や、
色々な人の考え方にふれることが出来るので
現場で学ぶことと同じくらい、
本や記事から新しい知識を入れることを
大切にしています。
地方の美味しいお店や流行りの情報などは
雑誌のサブスクを活用しており
旅行が気軽にできるようになったら
各地で美味しいものを食べたいな、と
思っているところです。
同世代のパティシエと電話することも多く、
気が付いたら2,3時間程経っていることも・・・(笑)
仕事にプライベートにと、
話に花が咲く毎日がとても楽しいので
人との繋がりを大事に、
これからも過ごしていきたいです。
【シェフの一品】
初夏につくったアシェットデセールです。
福岡県の糸島でつくられる”いとはち”という
蜂蜜を使っています。
商品開発で養蜂家の方のお話を聞く機会が
あったのですが、蜜の違いや香りの違い
蜂が思った方向に蜜を集めにいってくれなかったお話や
蜂に刺され慣れると風邪をひかなくなるなど、、、
今まで知らなかった蜂の秘密にとても興味が沸きました。
糸島の海の潮風、草木花々の華やかな蜜の香り、
そこで蜜を集めるみつばちをイメージして。
下地はヘーゼルナッツやカソナードにバニラの香り、
力強い生地にしました。
宮崎のマンゴーには塩味を少し入れて
モヒートをイメージしたソルベと共に。
イヴォワールにナッぺした ”いとはち”
蜂達が寄り道したくなるようにと、
季節の花とハーブを散らしました。
みつばちカラーのイエローは
パッションとヴェルガモットのソースです。
繊細な蜂蜜の味が活きるようシンプルな構成に仕上げました。
各支店のお料理やフェアなどは、
ページ下部の【全国会場一覧】より
ご覧ください!
▼ララシャンスの雰囲気をより感じていただける動画です。
どうぞ、ご覧ください!
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