唯一無二のタキシード コーディネート

 

 

 

お打ち合わせの中で式で身に着けるウエディングドレスを決めるとき、

お色味・形・雰囲気などを考慮し、沢山の種類の中から選択ができることは

みなさん、なんとなくご存じかと思います。

 

では、新郎さまのタキシードはいかがでしょうか？

 

 

もちろん、お2人合わせてこその世界観づくり、コーディネートだと想像され、

新郎さまにもお洒落なタキシードを着てほしい。

そう思われている新婦さまも多いのではないでしょうか？

 

 

そんな方の為に、今回は

お洒落でトレンドを掴んだタキシードから、

それらの着こなし、コーディネートについてご紹介します。

 

 

まずは、
【これだけは外せない”ブラックタキシード”】

 

 

タキシードは、19世紀後半に燕尾服(えんびふく)から着替え、

煙草を楽しむときに着る「スモーキングジャケット」として生まれました。

英国皇太子がパーティで着用して広まった為、

英国では「ディナージャケット」と呼ばれています。

 

タキシードの名称は、米国ニューヨーク州の「タキシードパーク」での

社交パーティで着られて注目されたという逸話から名前が付けられ、

欧米の上流社会の夜の正装になりました。

 

タキシードの特長である襟は、暗い照明の中で

表情を華やかにしようとした燕尾服の名残でもあります。

 

 

そんな歴史的な背景が深いタキシードですが、

結婚式での王道と言えば白やシルバーを使用した

デザインを始めに想像されるのではないでしょうか。

 

 

実はそれは、日本独自の文化です。

 

 

一番格式の高いタキシードは【ブラック】

黒という色は、お葬式などのイメージもあるかと思いますが、

それらよりも早く社交場で扱われていました。

 

 

黒という色は、他の色の邪魔をすることなく、

女性が着用するどのドレスも華やかに、

女性を美しく引き立たせる要素があります。

 

海外風やクラシックにまとめたい方、

またはマナーを理解し、内面の整い表すものとしても

ブラックタキシードはおすすめです。

 

 

 

 

続いて、

【”自分らしく”を取り入れたコーディネート】

 

 

 

 

 

結婚式で自分らしく？

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

ですが、結婚式だからこそでもあります。

 

 

もちろん王道のスタイルも素敵ですが、

結婚式だからこそ、自分らしくを

大切にしていただきたいと思っています。

 

 

 

最期に、

【”素材で楽しむ”タキシード】

 

 

 

 

タキシード一つをとっても、

多くのデザインと細かな素材で次第で

個性を表現することができます。

 

 

お色直しではタキシードの素材で遊び、

新婦さまとご一緒に、ゲストの皆さまを

驚かすなどもとても素敵な演出の一つです。

 

 

新婦さまのお色直しドレスとご一緒に、

新郎さまものタキシードもアレンジし、

唯一無二のコーディネートになること間違いありません！

 

 

ここまでを通して、これまでより

タキシードについて深く知り、

興味をもっていただけたでしょうか。

 

 

文化の違いや、そもそもの由来から

今どきのアレンジまでお伝えをしてきましたが、

新婦さまだけでなく、新郎さまも”衣裳にこだわる”

ということをより大切に思っていただければと

思っています。

 

 

 

改めて、

”自分らしさ”とはなにか、

”自分の好き”とはなにか、

人生のかけがえのない経験をタキシードに込め、

彩ある一日を過ごしてただけますと幸いです。

 

 

参考記事：メンズフォーマルウェアの基本