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【理想の披露宴を作るプロ】 ララシャンスウエディングのキャプテンのこだわりに迫る
結婚式における「キャプテン」とは
新郎新婦の入退場の先導役、披露宴全体の進行など
主に披露宴中のお仕事を行う役割があります。
お2人が長い年月をかけて考え抜いた結婚式の
メインとなる披露宴で、感動を作り上げる。
そこには、理想的な心に残る披露宴を
作り上げるための様々なこだわりがあります。
今回はそんなララシャンスウエディングの
キャプテンの仕事のこだわりに迫ります。
目次
自然体でいられるようなコミュニケーション
キャプテンにつかせていただく際に、第1に考えるのは、
“どうすれば新郎新婦さまの記憶に残る結婚式をつくることができるのか。”
ということ。
その中で特に意識していることは、
新郎新婦さまの緊張をできるだけ、
ほぐしてさしあげるということです。
これまで経験から、
適度な緊張感にも味がある中、
良い部分もちろんあるとは思いますが
ガチガチになる程の極度な緊張の場合、
お2人の記憶に残りづらくなってしまうことも起こりえます。
だからこそ、良い(適度な)緊張感だけを残しつつ、
余分な緊張感をほぐしてさしあげたいと思っています。
新郎新婦さま1組、1組により、
どんな関わり方がいいのかを、
お2人の表情やしぐさから考え、
ラフに話しかけたり、ときにはいつもより少し長めに、
そして丁寧に入場説明の時間をとったりと、
目の前のお2人が“より自然体でいられる
コミュニケーション”を心がけています。
結婚式の好きな演出と瞬間
キャプテンのお仕事をしていて1番好きな演出は、
プロフィールムービーのお時間です。
なぜかというと、
他の演出とはまた違った特別な感動があるから。
プロフィールムービーを流す中座の時間は、
入場してから新郎新婦さまが披露宴会場内にいない、
唯一の瞬間。
プロフィールムービーはお2人の
これまでの思い出や、出会いなどが流れます。
プロフィールムービーの内容自体ももちろん素敵ですが、
何より、ムービーを観ている
“ゲストの方の表情”がとても好きです。
特にお父さまや、お母さまの表情。
おそらく自分の娘さん息子さんのことを、
自分達が1番知っていると思っている方も
多いのではないかと思います。
でも実際にプロフィールムービーを観た時、
「実は学生時代こんな友達がいたんだ」
「何か出来事があった時に私達には、
こう言ってたけど実際に友達にはこう話していたんだ」
など、今だから言えること、
そしてお父さまやお母さまでも知らなかった
友人関係をはじめて目にする瞬間でもあります。
結婚式を開かなければ、もしかしたら
話すことも知ることもなかったかもしれない。
そんな内容を観た時の
お父さま、お母さまの心が揺れ動く表情を見て、
そんな感動を作ることが出来る、
プロフィールムービーの演出の大切さを実感します。
進行の“間”の数秒が感動を作る
たとえほんの数秒の間でも、
その“間”から生まれる感動は実は沢山あります。
感動的な披露宴を作る上で、
1つ1つの進行に“間”を持たせることを
凄く意識しています。
ある結婚式でこんなことがありました。
結婚式の結びに両家の代表挨拶で、
新婦のお父さまが挨拶をされました。
挨拶が終わった後に、新郎のお母さまが
「すみません、感極まってしまって。
私も話してもいいですか。」
と言って、新郎のお母さまも話される機会がありました。
その時は正直私自身も驚き、
何よりゲストの方も凄く驚かれていました。
新郎のお母さまが話された内容はもちろん、
なにより、その場でお母さまが感極まりながら
お話をされたことがすごく感動的で、
会場全員の心が動く瞬間でした。
なぜそんなことが起こったかを改めて考えると、
“間があったから”
だと思っています。
新婦のお父さまが話された後の
数秒の“間”があったからこそ、
お母さまはお話が出来たと思っていますし、
あの感動が作り出せたと思っています。
結婚式の流れをつくる“進行”というものは、
新郎新婦さまが長い時間をかけて
考えてきたからこそ1つ1つに意味があり、
想いに溢れています。
だからこそ、お2人の想いが
より誰かに届くような理想の演出になるよう、
進行の後の数秒の間や、進行の順番などを考え、
披露宴を進めるようにしています。
先導で意識しているのは会場の一体感
入退場の際の先導では、
様々なことに気を配っています。
例えば、どこからスポット当てれば
ゲスト目線で1番新郎新婦さまが綺麗に映るか、
カメラマンの位置、やお2人が通る導線を
どこにしたら見えやすいかなど。
その中でも特に意識しているのは、
”会場の一体感”です。
新郎新婦さまが入場する際、
結婚式場のスタッフとゲストが
拍手や手拍子で新郎新婦さまを歓迎します。
例えば、この拍手や手拍子がバラバラであると、
念願の入場シーンが理想の形とは
遠いものになってしまいます。
そこでどうすれば一体感を持って拍手、手拍子を
つくりあげることができるかを考え、
披露宴が行われる前から念入りに
準備を行うようにしています。
入場シーンで次に重要となるのが、入場曲。
入場曲は曲の雰囲気によりリズムやテンポも違い、
入場の雰囲気を大きく変えることができてしまいます。
おそらく入場曲は、
披露宴で使用する数ある曲の中でも、
新郎新婦さまが特に想いを込めて選んだ曲だと思います。
だからこそ、
できるだけその想いを汲み取って理想の入場にしたい。
そこで必ず事前に入場曲の歌詞やリズムなどを確認し、
どんな雰囲気の入場にすれば、
お2人の理想の入場になるかイメージします。
会場全体を巻き込み、
一体感の出る先導を意識するための準備は
1つも欠かせません。
キャプテンとしてこれからの結婚式で届けたいもの
“私たちの力で夢や希望を与える今までに無い体験をお届けし、ファンを作り続ける”
これが私たちサービススタッフが目指しているビジョンです。
キャプテンはお2人が長い準備期間を経て
想いを込めて考えた披露宴をカタチにするお仕事です。
だからこそ最前線でこのビジョンに向かって
サービススタッフ全員で実現したいと思っております。
結婚式を挙げなくとも、
夫婦になることができる時代ですが、
結婚式でなければ伝えられない想いや価値があると思っています。
その部分に良さを感じてもらえる人を1人でも増やし、
その結婚式がララシャンスであり、新郎新婦さまはもちろん、
参列したゲストのみなさまにも
「またララシャンスにこれたらいいな」
ララシャンスからの招待状が届いた時には、
「お!ララシャンスだ、参列したい!」
と思っていただける“ファン”を作り出していけるような
結婚式を作っていきたいと思います。
1組の人生の晴れの日のお手伝いを、
心を込めて務めさせていただきたいと思うと同時に、
またララシャンスに足を運んでいただく方に繋げ、
このララシャンスの地で再びお客さまの笑顔が見られることを、
心から楽しみにしております。
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