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【愛しさひらく想いのそばに 心彩る一輪を】
ララシャンスだからこそ叶えられるウエディングブーケの制作秘話
ウエディングブーケは、
結婚式の特別な瞬間を彩る花束の一つ。
ララシャンスでは、様々な種類のウエディングブーケを
お客さまと1から作り上げます。
自社で制作を行う理由、さらに四季それぞれの
ブーケの紹介まで魅力とエピソードをお伝えします。
花々の美しさと愛を紡ぐ特別な物語に、
ぜひご期待ください。
目次
Q1.主なウエディングブーケの種類
ブーケの種類は、大きく分けて3種類あり、
丸い形のラウンドブーケ、
茎が見えているざっくりとしたクラッチブーケ、
前に垂れる形のキャスケードなどです。
お花の種類によっても印象は大きく変わり、少しずつ変えていくことでブーケのイメージを左右させることもできます。
最近は、pinterestやinstagramなどからも情報を収集でき、
ご自身でイメージをお持ちの方も、こんな写真のイメージや、色や形の指定などにもお答えしたりしつつ、一緒に考えていくことが多いです。
ちなみに、ララシャンスKOBEでの
結婚式で取り扱われるブーケの1番人気の形は、クラッチです。
Q2.ウエディングブーケ制作を自社で行う理由
お打ち合わせをさせていただく中で、
ドレスの色味を見つつブーケを決める方が多くいらっしゃいます。
その中で上がってくる悔しい部分は、
写真で見た物と実物の色味が若干違うことがあるということ。
結婚式場と同じ建物の中に衣裳室があるララシャンスでは、
ご自身の目で現物を見て、色味を感じとることができるため、
差異なく決定をいただくことができます。
衣裳スタッフとすり合わせを行い、
より良いものを提供することができるのは
内製しているからこその強みかなと思います。
Q3.ウエディングブーケ制作で意識していること
お打ち合わせの中でお客さまから、
季節によって選ばれるお花は結構変わるか、
というご質問をいただくことがありますが、
結果時期により変化をします。とお答えしています。
夏場であれば“ひまわり”が人気に、
一方ひまわりのお花が好きだけど、
結婚式の時期が冬だなのもあり使用するのを
断念される方もいらっしゃいます。
お花が季節によって変化するというより、
私たちがプロフェッショナルとしておふたりに合い、
かつその季節にしか見ることのできない物を
特別に使用してもらうことの方が、
その時期だからこその魅力・良さや綺麗さがあるので、
そこにこだわりを持ちオススメをさせていただきます。
またブーケには生花以外にも、※プリザーブドフラワーもあり、
ドライフラワー、造花と幅広い種類があります。
基本的には生花が多いですが、前撮りをされる方の中には、
前撮り時から使っていただけるように造花や
プリザーブドフラワーなどの形の変わらないお花で
ブーケを作ることにより、当日にも
前撮りと同じブーケが持てるようにされるなど、
生花の良さ以上に目的がある場合には、
そちらを選ばれる方もいらっしゃいます。
※ブリザーブドフラワー
特殊な方法で生花を加工した花材。見た目が生花のようにフレッシュで、色合いも美しく長期間楽しむ事ができる特徴。
また、お花の種類を提案する際に、
季節のお花などは意識をして提案をしますが、
“花言葉”に関しては、そのお花のいい面・悪い面など
色々ある場合が、提案の際にはそこまで重要視はせずに
おふたりの思いやコンセプト、雰囲気によって選んでいただくことが多いです。
ブーケを選ぶ上で、ドレスに合わせての雰囲気でのご提案も
もちろんさせていただきます。
例えばサテンや張りのある生地は、
細かいお花のふわふわとしたいイメージよりも
ある程度お花の大きさがまばらな、
スタイリッシュでシュッとしたお花にするなど、
どちらかというと綺麗め・上品でクラシカルな雰囲気をご提案します。
マーメイドドレスのようなスラっとした、
縦長ラインをキレイに見せたいドレスであれば、
横広がりのブーケではなく、縦のラインのブーケが、
ドレスならではのシルエットが楽しめるので
ドレスや要望によっても提案は様々です。
すり合わせの際のイメージなどは、
最終的にはデッサンをおつくりする場合もありますが、
基本的に選んでいただくときは、写真をお見せしながら
一緒に探したり、挙式をされた方のお写真を見ながら
選んでいただく形になります。
Q4.お客さまとの心に残る打ち合わせエピソード
胡蝶蘭や会場・ブーケに使ったお客さまのお話です。
おふたりは自体のモチーフを
蝶々にしてらっしゃったことから、胡蝶蘭をご提案しました。
新婦さまのお父さまは既にご他界されておりましたが、
お墓に行かれた際に、蝶々が飛んでいるのを見て、
お父さまが会いに来てくれたのかも、と思い
蝶々のモチーフが新婦さまにとっても
大切なものになったようです。
カラードレス用のブーケには胡蝶蘭を使用し、
ウェディングドレスのブーケには
他の種類の蘭の蝶々のような形をした、
ゆらゆらふわふわするお花を使用して製作しました。
2組目は挙式で※ダーズンフラワーを行い、
ブーケを作ったお客さまのお話です。
※元となっているのはダーズンローズ:
ヨーロッパで古くから続いている、12本のバラを使った
ロマンティックな誓いのセレモニー
今回の、ダーズンフラワーはバラではなく、
おふたりと担当者とで花言葉のあるお花の中から、
12種類のお花を使って行いました。
お打合せの中で、野花のような草花系のお花が
お好きと伺っていたこともあり、
何種類かお花を束ねた小さな花束12個を集め、
まるで摘みたてのようなざっくりとしたブーケを想像しました。
お届けした際には付箋で1本ずつ花言葉がわかるように工夫し、
おふたりの元へ届けてくださる方も
その花言葉にちなんでご指名をされました。
3組目は、お花や緑をめでることが大好きな
新婦さまのお話しです。
お花をいっぱいに抱えたい!という
夢を持ってらっしゃったので、
前撮りの際に大きなブーケをご準備して
抱えたお写真を残していただきました。
当日はフラワーシャワーの代わりに、
ゲストの方にフラワービュッフェをしていただき
おふたりへお渡し。
新郎さまが集めたお花も新婦さまへお渡しいただき、
ゲストの方の思いがこもったお花を抱えていただきました。
当日はみなさまと集合写真を撮り、
前撮りとはまた違ったお花を抱える
お写真を撮られたおふたりでした。
Q5.ウエディングブーケをこれからどのように届けたいか
わたしたちが大切にしている想いは、
「愛しさひらく想いのそばに、心を彩る一輪を」
結婚式で届けたお花は、
おふたりの想いを乗せたものなので
先々の未来でも特別なものであって欲しいと思っています。
「当日会場に行った時に、自分たちが思っていた以上の会場で
すごくテンションが上がりました!」
と伝えてくださった方がいましたが、
わたしたちが作ったもの、届けたものが、
おふたりの“心”を動かし、
自分たちで彩った会場が当日のモチベーションアップや
楽しい空間を作れる“きっかけ”になれたらと思います。
また、季節のお花を使えばその季節が巡ってくる度に、
街中でお花の香りを嗅いだときに、結婚式のことを思い出し、
「このお花使ったなあ」「あの時の結婚式良かったなぁ」
と思い返し、ゲストや親御さまにも”結婚式を思い出すきっかけ”に
なるものであると思います。
1輪だけでも心に残る特別な体験に、
そして愛しいものが見つかるといいなという想いで
お届けをしているので、流行りを取り入れるなどの見た目的な要素以上に、
見返した時に何年後でもみんなから愛され続けるような、
またご自身の中でも普遍的な愛おしさを届けられるようにしたいです。
最新のウエディングブーケ情報、お花を使った空間デザインなど、