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プランナーが自分の結婚式について本気出して考えてみた。
~LaLaChancegarden TokyoBay・森田編~
ララシャンスウエディングを具現化するウェディングプランナー。
これまで数々の感動的な結婚式を創ってきたプロフェッショナル達が、
自らの結婚式においてどう考え、どう創りあげていったのか。
よくお客様からいただく質問として、
「〇〇さん(担当名)は、どんな結婚式だったんですか?」
「プロの結婚式がどんなものなのか知りたいです!興味があります!」
そんなお声にお答えし始まった
「プランナーが自分の結婚式について本気出して考えてみた。」
第2弾は、ララシャンスガーデン東京ベイの
現役ウエディングプランナーである森田が選び抜いた
自身の結婚式での演出やこだわりを紐解いていきます!
目次
Q.あなたのプロフィールは?
名前 :森田春奈
支店名 :東京支店
出身地 :富山県
結婚式 :2023年10月2日(ララシャンスガーデン東京ベイにて)
MBTI診断 :ENFJ型 主人公
PLキャリア:9年
打ち合わせで心掛けていること:
「肯定と感謝」
偶然や運命でなく、
私の目の前にいらっしゃる
新郎新婦様の背景には
大切な方がいて、様々なエピソードがあり
これまで過ごしてきた時間や
それぞれが選択した結果、今日があると感じています。
結婚式は過去と現在と未来を繋ぐ
かけがえのない時間だからこそ、
お2人の1度きりの人生を肯定し
そして感謝を伝えることを心掛けています。
好きなお打ち合せ:
カウンセリングと進行
お2人らしさが表現できる
結婚式づくりにあたって欠かせないカウンセリング。
お2人の背景や想いの本質をお伺いし、
人生を肯定できるお時間。
「自分の人生良かったな」
「あなたと結婚して幸せだな」
と改めて気づくお時間にもなります。
その上で、当日どのようなカタチに表現していくかを
新郎新婦様と一緒に考える進行のお打ち合せが
パズルのピースをはめていくかのようで
夢中になれるひと時です。
アイデア収集で参考にしているもの:
Instagram / ピンタレスト
Instagramでは、
ウエディングサイトや結婚式に関しての投稿、
他社のウエディングプランナーの投稿を見て、
様々な結婚式づくりの背景を知るために利用しています。
ピンタレストは、
自分の感性を高めるために活用しています!
インスピレーションが湧く場所・行っていること:
日常の中で『言葉』に
意識的に触れるようにしています。
普段目にするSNSや電車、
ショッピングモールでの広告は一通り目を通します。
ウエディングプランナーだからこそ
カタチないものやコンセプトをご提案する際、
そしてお2人を承認・肯定する際に
特に「言葉」を大切にしています。
同じ意味でも、どの言葉を選んで表現をするかで
相手に与える印象も変わってくると思います。
説明であれば相手に言葉を合わせることで
より伝わりやすくできたり、
肯定であれば、言葉選びによって
より相手を幸せな気持ちにすることもできます。
だからこそ、
自分の中の言葉の引き出しを増やすために
日常で見つけた、心がときめく言葉や表現は
写真やメモに残して自分のものにしています!
また、「○○ 類語」と検索することで
知っている言葉を
日々アップデートすることも心掛けています。
趣味、休みの日の過ごし方:
5日分の洗濯と掃除をひとまず行います(笑)
その後は心の思うままに過ごします。
読書をすることも多く、
周囲の方からお勧めいただいた本は
その場で購入しているので
そちらを読み進めたりもしています。
(今3冊ほど溜めています笑)
特に、稲盛和夫さんの「生き方」という本は
自分の考え方に大きく影響しました。
気持ちを高めたい時は、
VODで映画鑑賞をすることもあります。
お気に入りの作品は、「エミリー、パリへ行く」です!
少年アニメも見るのですが、
その際は登場人物に自分を置き換えることで
色んな心情を体験しています!
Q.そもそも結婚式をあげることになった目的は?
“感謝“ “パートナー紹介“ そして“思い出づくり”です。
まず1つ目の感謝は、
自分を産んでくれたお父さんお母さん
幼少期から無条件で愛してくれる家族、親族
青春をともにした友人や先輩、恩師
もっといい結婚式を!と
日々前進し続ける会社の上司や仲間たち。
これまでの「出逢い」という名のご縁、
そして支えてきてくださった皆様がいらっしゃるからこそ
自分自身も成長することができ、
今を迎えるための選択をし続けてこれたのだと感じています。
今まで私と出逢ってくださった方々に
結婚式を通じてありったけの感謝を伝えたい!と
強く思っていました。
続いて、パートナー紹介。
結婚を決意したのが
コロナ真っ只中の2020年8月でした。
お互い地元を出ており、
勤務している支店も異なっていため
同居したのはその1年半後。
その間、相手のことを
直接紹介したのはお互いの両親のみ。
だからこそ、
これまで関わり支えてきてくださった大切な方々に
結婚式と言う場で、
大切なパートナーの人柄や生い立ちを紹介し、
面と向かって自分の口から
「私は幸せだよ」と伝えたかったです。
そして、思い出づくり。
入籍して今年で2年。
正直結婚式を挙げるのは今更なのでは…と
夫婦間の議題にもあがっていました。
ですが、結婚式を挙げる理由と向き合った時、
私たち2人だけの思い出は沢山あるけれども
夫婦となった私たちと、
私たちに関わる方々との思い出は
ほとんどないということに気づきました。
夫婦の私たちと大切な皆さまで
結婚式を通して思い出を作りたい。
そんな想いから結婚式を挙げることを決意しました。
「人生は思い出づくり」
結婚式当日は、
夫婦としての記念すべき最幸の1ページになりました!
Q.結婚式のテーマ・コンセプト、こだわりの演出
式のテーマ・コンセプト
【Tomorrow is Future 明日は人生の一部だ】
どんなよるのさきにも
つづく明日がぼくらを強くした
長い人生をつくるための
明日は大事な人生の一部だ
今日という1日が
僕らの そして大切なあなたにとって
明日を待ち遠しく思える
T O M O R R O W I S F U T U R E
そんな素晴らしい時間になりますように…
こだわりの演出2選!
【挙式、披露宴の演出】編
私たちの結婚式のコンセプトである
Tomorrow is Future
このコンセプトを
夫婦としてふたりの愛言葉にしたいと感じ
コンセプトを軸にした演出を考えました!
point1:席札
招待状は日常に溶け込む公式LINEを使用しました!
招待状には、
「明日が待ち遠しくなる!
明日も頑張ろうと思える
あなたが大切にしている言葉を
こっそり教えてください」
といった設問を載せ、
1人1人から言葉を募集。
そして、集まった大切な言葉たちを
席札に名前とともに入れ、
自宅でも飾れるようなものに。
カタチに残るものにすることで、
席札を見る度にゲストの皆様が
明日を楽しみに思えるきっかけになればと思い、取り入れました。
point2:写真機
今日があるから明日がある。
「今日の自分も素敵!」という想いが残るように
セルフ写真機をレンタルしました。
ご自身用と私たちの記念用で2枚撮影してもらい、
1枚は受付に飾っていただきました!
ゲストだけでなくいつもお世話になっているスタッフにも
自由に楽しんでいただけました♪
(新郎がカメラマンということもあり写真で表現できて嬉しいです!)
point3:参加型ゲーム
題して「テーブル対抗!明日を掴むのは誰だ!」
お題は全3問。
テーブルメンバーだけでなく、全員が今を楽しめるように!
という想いを込め、
担当プランナーと共に考案をしました。
1問目は身体を張る&運が強い方に激酸っぱいレモン水早飲み
2問目はコミュ力が高い方に借り物ゲーム
3問目はテーブルメンバーでパズルの完成→書いている文字は何?
【映像】編
Point1:オープニング
私たちのことを映像や写真だけではなく
自分たちの言葉で伝えたいという想いがあり、
私たちが自然な姿で
「結婚の決め手」や「好きなところ」について
話すといった映像にしていただきました!
Point2:プロフィールムービー
オープニングとエンディングに関しては
映像スタッフの方に制作をお願いしたのですが、
プロフィールムービーに関しては
夫婦で自作いたしました!
映像には参列してくださった皆さまの
写真を場面ごとに取り入れ、
一緒にこれまでの軌跡を
振り返っていただけるようなものにしました。
Point3:エンディングムービー
東京で式を挙げるとなると、
祖母が来れないことが事前に決まっており、
遠方にいる祖母の為に
何かできることはないかと悩んでいました。
そこで
「結婚式を見に来れないおばあちゃんが
一緒に式に参列しているような演出にしたい」
という想いを映像スタッフの方にお伝えしたところ、
前撮りの際の白無垢姿で
祖母とお話しするシーンを入れていただくことに!
皆さまのおかげで最高に素敵な映像に
することができました!
ウエディングプランナーとして考える結婚式の価値
【人生をより豊かに彩りを】
これまでの出来事も時間も出逢いも選択も
全てが繋がって結婚式当日を迎えます。
自分自身の人生を肯定できる
そんな愛が溢れる、人生が豊かになる結婚式は大切な時間です。
入場や祭壇、メイン席から見渡した
大切な方々が視界いっぱいに広がる景色は
いつまでも鮮明に
私たちの人生を彩り続けてくれます。
また、結婚式は新郎新婦とゲストだけでなく
ゲスト同士の再会の場でもあります。
思い出話に花を咲かせ、心境を報告し合ったり…
コロナを経験したからこそ、
そんな幸せな機会を自分たちは設けられたのだと
結婚式を通して改めて気づくことができました。
人は人生において、
スポットライトを浴びる瞬間が3回あると言われています。
それは、誕生した時、お葬式、結婚式。
その中でも結婚式は
周りの方だけでなく、
唯一自分自身の記憶に残るもの。
そんな結婚式の尊さを改めて実感できることこそが
最大の価値なのではと思います。
-プレ花嫁の皆さまへ- 夢・理想を叶える結婚式を行うためのアドバイス
ズバリ
【 結婚式は素直にありのままに 】
結婚式でおふたりがご招待された方々は
これまでも現在も、そしてこれからも
紛れもなく大切な人たちです。
結婚式を挙げない選択もできる時代に
結婚式を挙げる選択したあなたへ。
自分の気持ちに素直に
「ありがとう」「あの時はごめんね」と言葉にして、
楽しくって笑顔になり
思い出して泣きじゃくったり
嬉しくって抱きしめたり
照れくさいけど手をつないだりと
様々な表現でゲストと過ごす3時間半。
どんな表現でも
それがありのままのお2人なのだと
皆様は肯定してくれます。
新婦の手紙、新郎謝辞でどんなことをおっしゃってますか?と
お打ち合せでもご相談いただきます。
1つ言えることは
【定型文や誰かが決めたマナーに囚われなくても良い】ということ。
私の親への手紙は、
断りもいれずいつもの呼び方で
「トッピー カッピーへ」と読んでしまい
笑いも起きましたが、
着飾らない普段の私でいられるお時間にもなりました。
新郎新婦さまがいらっしゃっての結婚式だからこそ
人生で一番素直な日に、
私たちと共に創りあげていきましょう!
いかがでしたでしょうか?
今後も想いの込めた結婚式を作り上げる
ウエディングプランナーを取り上げていきますのでお楽しみに!
【公式】ララシャンスガーデン東京ベイ | 東京の結婚式・結婚式場・ウエディング (ikk-wed.jp)