至高のメニュー　シェフのスペシャリテ #8

 

キャナルサイドララシャンス

北川　博康

経歴

出身地・・・富山県高岡市

高岡龍谷高等学校　調理科　卒業

知り合いの紹介で居酒屋、旅館、

割烹料理のお店で和食を勉強

ご縁があり、IKKに入社

現在、キャナルサイドララシャンス富山にて勤務

 

 シェフのスペシャリテ

寒ブリのミキュイと富山県産米 “富富富”　黒部名水ポークのマリアージュ

タイムとオリーブで

旬の寒ブリをマリネしました。

マリネした寒ブリを

40℃のお湯に10分～15分落とし、

真空低温調理を施した後に

表面をさっとバーナーで炙りました。

 

大根を下茹でし、黒部名水ポークの出汁で

ふろふき大根に。

残った出汁はとろみをつけてソースに仕上げました。

 

お米をセルクルで形どり、

米・大根・寒ブリの順番で盛り込みます。

最後に色とりどりの大根、野菜、

冷凍した柚子の皮をかけて完成です。

 

「マリアージュ」はフランス語で

「結婚」を意味し、ご結婚式にぴったりの1皿です！

 

 料理人になったきっかけは？

好きなことを仕事にしたかったからです。

 

子供の頃から

母親、祖母が作ってくれる料理が好きでした。

自分が料理を作ることも好きで

よくお手伝いをしていました。

 

中学3年生、進路を決める時

将来自分は何をしたいのか・・・

何を仕事にするのか・・・

真剣に考える時間があり、

その時、和食の料理人になることを決めました。

 

好きなことが仕事！

とても素敵な事だと私は思います。

 

 

 

 

 料理のこだわり

今回、全て富山の食材を使用しました。

地産地消、富山には美味しい魚はもちろん

野菜、肉も素晴らしい品質の食材が豊富にあります。

 

まだまだ知られていない食材を

“結婚式の場を通して

たくさんの人に知っていただきたい”

そのような気持ちで今回の1皿を考えました。

 

富山で生まれ育った

私のスペシャリテです！

 

今まで学んだ和食の調理法、

IKKに入社してから学んだ洋食の技術、

学べることがまだまだある事に感謝しています。

 

日本料理には

スペシャリテというものはありません。

日々の季節の中で

私たちがいただく食材、

自然も毎日違った表情を見せます。

 

“自然の力を感じながらありがたく堪能する”

それこそが日本料理のスペシャリテだと

私は思います。

 

自然の今を是非ご堪能ください！

 

 

 

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