かけがえのない瞬間を写真に

IKKサロンドフォトは、幸せを創るだけでなく、
関わるすべての人々の人生を豊かにする使命と権利、
そして力を持っています。
今回はカメラマンを経験し、
現在はビデオグラファーとして活躍をし、
結婚式後もお客さまから愛される
Videographer 高口をご紹介！

Videographer ：高口凌

【エピソード】

ある日、新婦様からご連絡をいただきました。

「母が余命数週間で、写真だけでも撮りたくて…」と。
新婦様のお母さまがご病気により、
余命宣告を受けており、
“お母さまとの最後の時間を写真に残したい“
という切実な願いでした。

その連絡を受けた私は、いてもたってもいられず、
翌日には東京から新幹線で福岡へ向かい
新郎新婦様のもとへ駆けつけました。

写真を通じて家族の思い出を永遠に残すこと。
クリエイターとして仕事をしている意味が、
この瞬間にあると直感したのを覚えています。

移動の途中で
ヘアメイクができる知り合いに連絡を取り、
ブーケをすぐに購入できる場所を探し、
無我夢中で準備を進めました。

福岡に到着後、新郎新婦様とヘアメイクさんと合流し、
お母さまへお会いするお仕度を開始しました。

その後、病院へ移動し、
わずか15分ほどでしたが、
新郎新婦様とお母さまの写真を撮影しました。

細く弱ってしまったお母さまの手が、
力強く新婦様の手を握っている姿を見て、
自然とシャッターを押していました。

その1週間後、
お母さまはお亡くなりになりました。

新婦様からは
「感謝しても、しきれないです。」
とのお言葉をいただきました。

このわずか数時間の経験は、
私の中で写真や映像を残すことの価値や
考え方を新たにするものでした。

この経験を通じて、
写真や映像が持つ力を再認識し、
人々の人生に深く関わり、
その瞬間を永遠に残すことができる。
というフォトグラファーとしての
意味と価値を感じる瞬間を大切に
新郎新婦様のかけがえのない瞬間を
写真に残していきたいと思います。

【想い】

私たちは、関わる全ての人の
人生を豊かにしたいと願っています。
人が好きで、幸せを創造することが大好きです。
そして、新郎新婦様の「ふたりらしさ」を大切にし、
誠実に本気で向き合って創り上げることが使命です。
これからお会いする皆様の幸せの一部として、
その瞬間が永遠に輝き続けることを
心から願っています。