未来にあった、かけがえのない一日

Video Grapher：山本　魁人

【エピソード】

「結婚式を挙げたいと思ったキッカケはありますか？」

 

お打合せの際、私がそう問いかけると、
新婦様は「ずっと結婚式を挙げることが夢だったんです」と、
目を輝かせながらたくさんの想いを語ってくださいました。

対して新郎様は、新婦様の挙げたい！
というお気持ちを尊重されており、
特にこだわりもない。と率直にお話しくださっておりました。

その言葉通り、新郎様はお打合せ中も
特にこだわりを見せることなく、
お打ち合わせが進んでいきました。

 

 

そして、迎えた結婚式当日。
挙式前の控室にて、
「結婚式は一瞬です。歩くときはゆっくり、
ゲストの表情を見ながら楽しんでくださいね」とお声がけすると、
新郎様は少し緊張した面持ちで
「はい、分かりました」と微笑んでくださいました。

 

控室でお伝えさせていただいたことを
新郎様は意識してくださり、
挙式や披露宴を過ごしてくださいました。

 

そして、新郎様の表情が少しずつ変わっていきました。
挙式、披露宴と進むにつれて緊張がほぐれ、
打合せでは見られなかった柔らかな笑顔がこぼれ始めました。

 

その笑顔を、親御様が優しく、
誇らしげに見つめている姿も印象的でした。

 

結婚式の結び、退場されたお二人を待っていたのは親御様。
その中でも、新郎様をぎゅっと強く抱きしめるお母様の姿が、
私の心を深く揺さぶりました。

 

あの瞬間は、今でも鮮明に思い出されます。

式後、お部屋にご挨拶に伺うと、
新婦様からは「今日撮ったやつなの！？すごく素敵だった！」と、
エンドロールを見たゲストの感想を嬉しそうに伝えていただきました。

そして新郎様からは、短くも力強く、
「楽しかったです」とのお言葉をいただきました。

 

 

この経験を通して、結婚式は、誰かの夢を叶える場であり、
誰かの心を動かす場でもある。
そして自然と笑顔が溢れ、想いが交差する
かけがえのない空間だということを改めて感じました。

 

その瞬間を、映像という形で残し、伝えていくこと。
それが、ビデオグラファーとしての私の使命だと、
強く再認識した一日でした。

 

 

【想い】

想いが詰まった一日を、未来へつなぐ映像に

この世界にたった一つしかない、
お二人の想いが詰まった一日。

 

私たちビデオグラファーは、
その大切な一日を形として残すために、
お打合せの時間を大切にしています。

お二人の”背景”や”価値観”
“結婚式に込めた想い”を丁寧に伺いながら、
ただの記録ではない“心を映す映像”を
目指して撮影に臨んでいます。

 

 

結婚式は、人生の三大セレモニーのひとつ。
お二人の大切な方々が一堂に会する、
かけがえのない時間です。

その瞬間をお任せいただいているからこそ、
私たちは進行や表情だけでなく、
そこに溢れる感情や想いまでも
映像に残したいと考えています。

 

後日、映像を見返したときに、あの日の空気や言葉、
笑顔がよみがえり、
幸せな気持ちが自然と溢れるような映像を。

そんな映像が、結婚式の魅力を伝え、
映像という形の力を感じていただける
きっかけになることを願っています。

 

これからも、私たちは一つひとつの結婚式に寄り添いながら、
想いを未来へとつなぐ映像を残し、
映像の持つ魅力伝えていきます。

 

 

 

 

結婚式は、言葉では伝えきれない想いを届ける時間。
その一日が、誰かの心にずっと残るように。
IKKのスタッフとともに、感動の物語を紡ぎませんか？

次回は、明るさと前向きな考え方で支店の活気を付け、
お客様のことが大好きなスタッフの想いをご紹介します。
是非お楽しみに！

 

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