“やってよかった”を届ける結婚式をつくるために

Service Creator：山下 真歩

【エピソード】

結婚式は、人生の中でも特別な一日。
その一日を支えるサービススタッフとして入社した私は、
現場で数えきれないほどの感動の瞬間に立ち会ってきました。

サービススタッフとして見た“家族の絆”

ある日の挙式直前、新郎様の親御様に
「最後の身支度でございます。
ぜひ、お言葉がけとハグをされてください」とお声がけし、
最初は照れくさそうに笑っていた親御様も、
本番ではしっかりとハグを交わされました。

その瞬間、緊張されていた新郎様の表情が崩れ、
涙を流されたのです。

私はチャペルスタッフとして、
特等席でその感動を見届けました。

こんなにも心が動く瞬間に、
間近で立ち会えるサービススタッフの仕事は、
まさに“贅沢”だと感じた経験でした。

「自分の手で創りたい」プランナーへの挑戦

結婚式には、人の人生を変える力がある。
そう確信した私は、当日だけでなく、
打ち合わせからお客様の人生に寄り添いたいと思い、
プランナーへの挑戦を決意しました。

初めての施行。初めてのお打ち合わせ。
緊張しながらも、心から楽しいと感じた時間。

結婚式前日、新婦様から
「ある演出を入れたい」とご連絡をいただきました。

その演出には時間がかかり、
歓談の時間が短くなってしまう可能性があり、
お電話でその旨をお伝えすると、
新婦様は「それならやめておきます」とおっしゃいました。

でも、私は悩みました。
本当にこれでいいのか。後悔されるのではないか。

大好きなおふたりに後悔はしてほしくない。
控えめで優しい新婦様が、
きっと勇気を振り絞って伝えてくださったのだと思いました。

信頼できる仲間に相談し、
当日おふたりのお支度部屋に伺った際に
「やっぱりあの演出、やりましょう。時間は私がどうにかします」と
お伝えしました。
チャペルのスタッフにも協力を促し、無事に演出を実現。

後日、お二人からお手紙をいただきその内容には‥‥
「迷っていた演出ができてよかったです。
エンドロールを何度も見返しています。」
と書いてありました。
その言葉に、心からこの仕事の価値を感じました。

結婚式は、人生をつなぐ場所

サービススタッフとして、そしてプランナーとして。
私はこれからも、お客様の人生に寄り添い、
かけがえのない一日を創り続けたいと思います。

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