想いを形にしたエンゲージカバーセレモニー

Wedding Planner：大倉　さやか

【エピソード】

「新婦にサプライズがしたいんです。どうしたら想いが伝わりますかね…」
ある日、新郎様からそんなご相談をいただきました。

動画演出も候補にありましたが、
「誰ともかぶりたくない。」という新婦様の強い想いがありました。

そこで私がご提案したのは、
「改めてプロポーズしませんか？」という大胆なアイデア。

カウンセリングの中で、
新婦様が「指輪はいらない」と話されていたことを思い出し、
その背景を新郎様に伺うと、
「本当は欲しかったと思うんです。僕、そのためにお金を貯めていたんです」と
お話しいただきました。

その言葉に胸が熱くなり、
みんなの前で愛を誓う「エンゲージカバーセレモニー」をご提案。

再入場の導線を変更し、2階から登場した新婦様のもとへ、
新郎様が指輪を持って迎えに行き、再度プロポーズ。

新婦様の指には、心のこもった指輪が輝きました。
その瞬間、新婦様の目からあふれる涙——。

心からご提案をしてよかったと思いました。

「お話を聞いたからこそできること」
「想いに蓋をしなかったから生まれた感動」——

それが、私たちプランナーだからこそ創れる
結婚式だと改めて感じました。

【想い】

「このメンバーに担当してもらえて幸せ」
——その言葉が原動力

「私たちはスタッフを選べないのに、
このメンバーに担当してもらえて幸せだよね」

お打合せの中で新郎新婦様からいただいたこの言葉は、
私にとって忘れられない一言です。

結婚式は一生に一度の大切な日。
だからこそ、式場を選んでくださったその選択を「正解」にしたい。
その想いを胸に、私はいつも心を込めてお手伝いをしています。

私が一番大切にしているのは、
「新郎新婦様の大切なものを、大切にすること」

結婚式では、想いに蓋をしない。させない。
何が正解か分からないことも多い中で、
一緒に悩み、選び、そしてその選択を「正解」にできる存在でありたい——
それが、私の原動力です。

当日・前撮りのご様子を、写真で少しだけご紹介します📸

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