「運命の一着」に込められた想い

Wedding Stylist：西川 千里

【エピソード】

新婦さまは、毎回ご家族の皆さまとご一緒にご来館くださり、
打ち合わせの時間はいつも笑い声に包まれていました。

ご家族皆さまが本当に明るく、思いやりにあふれた素敵な方々で、
他のスタッフからも「毎回本当に楽しそうだね！」と声をかけられるほど、
温かく楽しい空間が広がっていました。

新婦さまが憧れていたのは、マーメイドラインのドレス。
大人っぽく洗練された雰囲気を求めて、胸元のカットやヒップライン、
装飾のシンプルさなど、細部にこだわりながら試着を重ねました。

ご家族の皆さまと意見を出し合いながら、何度も試着を繰り返し、
ついに出会った「これしかない！」と思える一着。
全員が納得し、妥協のない決断でした。

打ち合わせを重ねる中で、新婦さまやご家族の皆さまとの距離はどんどん縮まり、
「千里ちゃん」と呼んでいただけるほどの関係に。

毎回、車の中から私が見えなくなるまで手を振ってくださる姿に、
私も心からこのご家族が大好きになっていました。

前撮りでは、プランナーからの提案で“ファミリーミート”を行うことに。
新婦さまはご家族の皆さまへのお手紙を読み上げられ、
前撮りはご家族にとってかけがえのない時間となりました。

そして、おふたりのご結婚式は、
ご家族さまやゲストの皆さまの愛と絆に包まれた、
本当に心に残る素敵な一日となりました。

▼当日ご様子を、写真でご紹介します📸

当日にはご家族さまのお席にメッセージを書き、挨拶にも伺いました。

式後、新婦さまから嬉しいお言葉をいただきました。
「千里ちゃんとのお打ち合わせ、毎回本当に楽しかった！
全員で選んだあのドレスは、私にとって本当に特別なものです。」

このご家族の皆さまを担当させていただき、私は改めて気づきました。

「運命の一着」とは、ただデザインが気に入ったから特別なのではなく、
そこに込められた想いや時間が特別にするのだということを。

結婚式当日はもちろん、前撮りもお打ち合わせも、
すべてが一度きりの大切な瞬間です。

これからもその一瞬一瞬を大切に、
新郎新婦さまとご家族の皆さまの想いが詰まった
“特別な一着”を共に選んでいきたいと思います。

 【想い】

新郎新婦さまの人生を彩る一着を

新郎新婦さまにとって、ご結婚式にかける思いは様々です。
結婚式を心から楽しみにしてくださり、
ドレスやタキシードにもたくさんこだわりがあるお客さま。

一方で、
「本当は結婚式をするつもりはなかった」
「人前で目立つことは苦手」
「衣裳にもこだわりは無い」
とおっしゃるお客さまもいらっしゃいます。

ただ、どんなお客さまであれ、私たちができることは、
その方にとっての“運命の一着”を妥協なく決めること。

「これでいいです。」ではなく
「これがいいです！」を一緒に見つけていくことです。

新郎新婦さまがいつもの自分よりも、今日の自分に自信が持てるような一着。
たくさんの想いが詰まっていて、おふたりにとって特別な一着。

人生の中での“最幸の一日”が、衣裳でより彩られるように。
より特別なものになるように。

私はそのサポートができていること、
そして新郎新婦さまが心から
「結婚式を挙げてよかった」と思ってくださることが、
本当に幸せな瞬間だなと感じております。

▼西川がこれまで担当したお客さまを写真でご紹介します📸

IKK公式Instagramはこちらをクリック！

Vieux parisのInstagramはこちらをクリック！