Wedding Stories Staff Wishes




シェフの想い
シェフ 中西 哲也
「料理」とは、食材に自ら手を加え、美味しく食べられるように調理すること。
「料理」に人生をかける料理人達は
その過程の際に、多く人から預かった 沢山の想いや願いを込める。
特別な日の、特別な緊張感だからこそ生まれる一品。
ここでしか味わえない時間や経験を堪能してください。

料理で対話をする
今でも印象に残っているあるお客さまのお話しです。
私の推測ですが、おそらく飲食店のオーナーかシェフをされている方で、以前そのお店の従業員の方が以前弊社で結婚式をされ、その方が結婚式する際も弊社で挙げてくださいました。
その時におっしゃっていただいた一言。
“真面目な仕事をされていますね”
私なりの基準で解釈しますと、“手を抜いていない”という面、そして料理人としての目線での価格設定、もしくは”価格以上の印象による評価”だと感じています。
もちろん喜ばしく、間違っていなかったと再確認さえできた経験でした。
人間、居心地がいいというのは感じますが、何をもって居心地がいいのかまではわかりません。
そんな言葉では説明できないような、”料理を通じた会話”のようなものだったと思います。
私の中では全て“タイミング”が重要だと感じるので、こだわりを持ち仕事をしています。

パーソナルウエディングへの強いこだわり
実際の打ち合わせから日々感じるのは、新郎新婦のみなさまの想いは、
従来の ”十人十色” から “一人十色” に変わったことです。
結婚式は至る所にほどよい緊張感があり、挙式前の緊張感、披露宴中の笑顔、
披露宴後の達成感など様々です。
その中でこれからおふたりが新しい未来をつくるという強い気持ち、
それらの気持ちをすくい上げ、代わりにおもてなしをする事で、
“おふたりの満足は、ゲストのみなさまの満足”
という良い緊張感を持ち仕事に取り組むことができます。
新作メニューをリリースする瞬間は、今でも多くのプレッシャーと期待感に包まれていますね。

第六感と遊び心
“五味・五感・五色・五法と季節感・高さ・色彩・空間”という調理の技法、
盛り付けのあり方があるのですが、
“第六感とか遊び心”には “驚き” が含まれています。
この“第六感と遊び心”を追加した理由、
それは “お客様にお料理に興味を持ってほしい” という願いです。
結婚式に出席する方でお料理をメインに来られる方は基本的にはいません。
また100名中、100名が興味のある人ではないからこそ、
お料理に“手法”を取り入れたものがあれば面白いかなと考えます。
例えばオードブルであれば、あえて未完成のままご提供し、仕上げのスープはご自身の手でかけて仕上げていただく。
たったこれだけでも、お客さまは料理に関わることができます。
“第六感と遊び心”は少し似通った所もありますが、常に意識し仕事に励んでいます。


どれだけ経験を重ねても学びをやめない
その姿勢が生むアイデア
たとえお客様から具体的な要望がなくても大丈夫です。
そのために日々新たな提案をし続けられるよう、学び続けています。
何かしら手を加えたい、オリジナルメニューやゲストの方に驚いてもらいたい、という
新鮮な気持ちが味わえる料理を出してみたいという希望に応えるため、
常にインパクトを与え続けられるような”新しい情報を常に仕入れる事”は欠かしません。
情報を更新するという側面もありますが、流行は自分から取りにいくこともお客さまの幸せの為に心がけています。
これからは、婚礼料理(団体調理)ではない、レストラン料理でもない、
”婚礼でこんなテイストの料理が食べられるのか”と、様々な枠組みを超えて、
ララシャンスの料理を確立していきます。 是非ご期待ください。

中西哲也
ララシャンス専属 洋食部門シェフ
豊かな自然の恵み、生産者の皆さま、共に働き支えてくれるスタッフ、家族。
そして何より料理を召し上げってくださる新郎新婦さま、ご両家、ゲストの皆さま。
全てに感謝と敬意を込めて、謙虚に料理を創る。
1996年 世界料理オリンピック
ドイツ・ベルリン大会(世界司厨士協会主催)
ナショナルチーム 銀メダル 受賞
数々のインスピレーションを生かし、これまでにない概念、独創的に満ち溢れたスタイルで、”幸せと感動あるひと時”を想像する。